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認知症の母の介護をして、初めて高齢化社会とはどういうものか、高齢化社会の社会制度はどういうものか、知り始めました。その中でも、これまで知らなくて、驚いたことを3つ挙げてみました。

認知症であることの告知

「軽度認知症ですね」

あっさりするほど簡単に告知されました。ガンの告知なども、こんな感じなのでしょうか。最近は、薬や治療法がどういうものか、インターネットで簡単に探せるので、隠しても、本気で調べれば、本人に簡単にバレてしまいます。医者と患者の関係性が壊れるなら、信頼されるためにも、告知すべきなのでしょう。

 

何もかも初めてづくしの介護。今のところ、認知症であるかどうかを調べるには、物忘れ外来や、精神科に通うことになります。当時、私は、海外に住んでいたため、海外から母の住む街の物忘れ外来を予約しました。その日に合わせて、ピンポイントで帰国し、母を病院に連れて行きました。MRI、長谷川式、MMSEなどの検査を受けさせ、2週間後、結果を聞くためだけに、再度帰国。コロナウイルスの影響でで、オンライン通院が解禁されましたが、当時は、メールや電話では、全く結果を教えてくれませんでした。ちょっと残念。肉体的にも、金銭的にも、負担が大きかったです。

 

その後、東京に連れてきて、近くの病院に行きましたが、そこでもやはりあっさりと告知されました。

 

薬をまとめてくれる、薬の一包化

薬局で、処方された薬を一つにまとめてくれること。これは、とても助かりました。それまでは、朝、夕の薬を小分けにして、小さなジップロックに入れてました。毎週日曜日の晩は、1週間分の薬を小分けしてましたが、これを知ってから、不要になりました。

ストレスのかかる介護生活で、自由な時間を確保することは、スゴく重要なことだと思います。これに日付も入れてくれると最高なんですが、そこは、融通きかないみたいです。

 

会社の保険には入れない

75歳の誕生日を迎えると、会社の保険には入れないこと。75歳以上は、「後期高齢者医療制度」に移行します。同居するときは、74歳でしたが、半年ほどで75歳になりました。小さな会社なので、介護生活をする人間は、私が初めてだったため、保険の手続きをして頂きましたが、保険証をもらったときには、そろそろ「後期高齢者医療制度」に移行するタイミングでした。

 

母の介護で、色々な初めてがありましたが、自分が高齢者になったときには、使えそうです。

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