2017年の夏に母の物忘れが発覚し、2018年の夏から介護することになった。
介護に至るまでの経緯は、それぞれ違うと思いながら、何かお役に立てればと思い、同居に至るまでの経緯を書き留めておくことにしました。
本来、認知症には、住み慣れた町に住むことが、良いというのは、理解しながらも、私自身は、今後も東京で、生活し続けることを選びました。これは、まだ、答えが見つかりませんが、金銭的な不安がないため、今のところは、いい選択だったと思っています。
2017年9月
自営業を営む母のスタッフから、兄へ電話があり、物忘れが激しく、給料の支払いが遅れたり、金額が合わないとのこと。
(後に、判明するが、この時点で、ほぼ貯金もなかった)
2017年11月
物忘れ外来を訪問。精密検査を受け、薬を飲み始める。私は、海外に住んでいたため、これ以降、月に、1回は、日本に帰国し始める。
2017年12月
脳の萎縮がみられ、軽度認知障害と判断される。物忘れを緩やかにするため、薬を飲んでくれれば、よかったが、母一人では、すでに、薬を飲むことも、ままならぬ状態であった。