2018年の夏に母と同居が始まりましたが、当時、母は大阪に住んでいました。「ちょっとモノ忘れがひどくなってます・・・」と、お店のスタッフから連絡があり、モノ忘れ外来を受診しました。そのときは、母一人で受診したのですが、モノ忘れのせいか、詳しい結果はわかりませんでした。
同居が始まり、東京の病院で検査をした結果、アルツハイマー型認知症と診断されました。診断結果は、細かい脳梗塞の跡が見られます。ここ最近のものではなく、昔のもので、それが時間の経過とともに脳に影響を与え始め、現在に至っていると考えられるとのことでした。
検査自体は、30分程度で終わり、次回の定期検診の際に教えてもらえることとなり、検査は終わりました。定期検診時、MRIの結果を教えていただくと「前回と検査結果に特段の変化はみられない」とのことでした。
正直、この結果にはびっくりしています。この一年は、暴言で、デイサービスからのお断りを3箇所も言われており、脳に変化が見られ、悪化しているのではないかと思っていたからです。悪化しているので、介護認定を再度受けようと思っていたのです。
これを聞いた兄の反応は、「よかったね」。
私は、「まだ、面倒をみないといけないのか・・・」。
介護している人間との温度感をものすごく感じました。