はじめての介護で、一番最初にやることは?
スポンサーリンク

突然、必然に関わらず始まってしまう介護。私の場合は、母親の物忘れを母のお店のスタッフに教えてもらい、そこから1年程度で、親の介護が始まりました。

私の経験からすると、周りの人が気づくほどの物忘れは、もう加齢による物忘れの状態ではなく、かなり進んだ状態なんだと思います。

 

介護を始めるために、介護者と被介護者の様々なことを勧めていく必要があります。介護者のための介護申請、被介護者の私の生活をどのようにしていくかです。

 

介護経験者0人の私の家族

私の家族は、誰も介護を経験したことがありません。両親が、介護した経験がなかったため、私が子供のころ、それらの話を聞いたこともありませんでした。そのため、何から手をつけていいか、全くわかりませんでした。「要介護」、「老人ホーム」、「デイサービス」など、言葉は聞いたことはあります。今の日本では、老人ホームは順番待ちで、すぐに入ることはできないなど、ニュースにもなっています。ただ、どうやって、老人ホームや、デイサービスを利用することができるのか、全く知りませんでした。

 

まずは、地域包括支援センターに電話する

そんな介護初心者の私が、何から始めたのか。

 

大阪から東京へ母を連れて行く前日、母の家の最寄り駅にあった「介護相談中」というノボリが目に入り、そこで現状をお話し、東京へ行ったら何をすればいいか、教えて頂きました。

今、あなたが住んでいる市区町村名と「地域包括支援センター」で検索すると、いくつかヒットすると思います。大きな市では、担当地域が別れている場合もありますが、とりあえず、一番上にある地域包括支援センターに電話しましょう。

 

今の時代、インターネットで、様々な情報が溢れています。ある程度の基礎知識は、そこで得てもいいでょう。ただし、情報は自分で精査することは必要です。

地域包括支援センターを訪問する

電話した後、地域包括支援センターを訪問することになります。このとき、母の現状、私の要望などお話しました。時間は、1時間弱だと思いますが、これは、私が、介護初心者のため、色々質問したからだと思います。

 

要支援、要介護などの介護に関する言葉も、この際に詳しく教えて頂きました。介護認定の申請書を受け取り、必要事項を書いて、再度、申請書を提出するために、訪問しました。

自分の人生を大切にすることを考える

私の場合、40代から介護がスタートしました。自身のキャリア、母の資産の無さを考えても、会社を辞めて介護するという選択肢は、ありませんでした。ここだけは、なぜか冷静に考えることができました。

 

20年間の仕事のキャリアを捨てて、私が母の住む実家に戻り介護をすることと比較したとき、一番大事なのは、私の人生だと思いました。

 

家族、親族のサポートは諦める

介護するのは、どこかの家族と共に、生活することになります。家族、兄弟、姉妹に話をするのは当然ですが、残念ながら、あてになりません。連休、長期休暇に親を引き取ってくれる家族関係は、本当に羨ましいです。

 

それよりも、近くの民生委員の方や、自治会の方と知り合いになっておくほうが、良いかと思っています。少しでも顔見知りだと、声をかけていただけたりします。

 

ただ、少なくとも金銭のサポートは、あなたが同居する前に、きちんと決めた方が、自分が高齢になったときに困らなくていいと思います。

スポンサーリンク
おすすめの記事