はじめての介護:親の介護が始まる前にしておけばよかったこと
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母が認知症だとわかり、介護のため、母と同居を始めた私。20年以上、一人暮らししていたので、母の状態など全くしりませんでした。1年半経って、介護する前にしておけばよかったと思うことがいくつかあります。私が、介護する前に、しておけば良かったと思うこと3つ挙げてみました。

介護制度について

介護する前に理解したり、知っておくことは難しいでしょう。実際に介護が必要だとわかって、バタバタと介護について調べることになります。

 

まずは、介護するために必要な情報を集めることをオススメします。最初は、インターネットでいいと思います。昔と違い、様々な有益な情報が、出ています。私が知る限り、相談料など取るサイトは、なかったですが、介護が始まるまで、かかった経費は、役所への電話と交通費だけです。

 

私の場合、介護に対する漠然とした不安と、仕事の両方で、とにかく忙しかったです。当然、自治体、公的機関なので、さまざまな手続きを昼間に実施する必要があります。家、会社、役所と異動することも負担になります。

 

通勤時間、帰宅後にインターネットで手軽に調べることで、一番最初に、何をすべきかが、わかると思います。

 

親の資産・負債の確認

親の資産・負債について。これは、親とのコミュニケーションがとれていると思っている人でも、実際に、親の資産がいくらあるか。負債がいくらあるかを知らない人も多いのではないのでしょうか。

 

私の知人には、親御様が、老後の心配はいらないと言われていましたが、いざ、介護が必要になったときには、年金以外の資産は、なかったと聞きました。

 

私の母も同様でした。同居する際に、お店を閉める必要があったので、家賃、仕入れ、スタッフへの給料を精算する必要があり、母の資産を確認すると、滞った支払いが多数あり、母の資産だけではやりくりできないことが判明しました。

 

これから介護する方は、親の資産・負債と老後のビジョンを聞いておき、本当にそれに見合った資産を保有しているか聞いておくことをオススメします。

 

食生活の見直し

母と同居して、物忘れが始まり、認知症へ移行してくと健康や自分の生活を変えるということができないとわかりました。認知症になり、なにかしようと思っても、脳が意欲をそぐためだと思われます。もともとの性格もあるかと思いますが、体に良いもの、脳の萎縮を抑える食材などを自分で判断して食べることはできません。

良かれと思い、一緒に買い物に行った際には、健康のための食材を買いますが、「いらない」、「食べたくない」など、文句ばかり言います。それでも、私自身の健康のための食材を買うようにしています。食生活を見直すなら、できるだけ早く始めたほうがいいでしょう。

 

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